明学・大槌町吉里吉里復興支援プログラム活動報告
・緊急支援プログラム(4/16〜7/10)
・夏期復興支援プログラム(8/1〜9/4)
【10月8〜9、11月4〜6】 復活の薪プロジェクト
10月、11月の活動では『復活の薪プロジェクト』に参加しました。
芳賀正彦さんがリーダーとなるこのプロジェクトは9月30日に5000袋を達成し、全ての薪の発送を終えました。そして現在は海、山づくりのための山仕事として、『復活の薪』第2章としての森林の間伐が行われています。私たちは間伐のお手伝いをさせていただきました。間伐した木の採寸や木や枝をまとめて、山道の整備などを行いました。少し大変な作業ではありましたが、作業後は枝や木が片付いて、山道ができたりと結果が目に見えるので、大きな達成感がありました。また、正彦さんやメンバーの方々とお話する時間も沢山あり、多くのことを学ばせていただきました。活動を重ねるにつれ、メンバーの方や森の魅力にどんどん引き込まれていきます。今回沢山の木材を持って帰ってきたので、活用方法を検討中です。(国際学科1年 生田みずき)
吉里吉里中学校での学習支援
私たちは、10月8日吉里吉里中学校にて中学校3年生を対象とし、参加してくれた生徒約6名と明治学院大学学生5名で活動を行いました。生徒たちそれぞれが持参してきていた参考書をもとに、自分の勉強したい教科を勉強し、わからない部分や苦手な分野を私たちが個別に解説をするなどしてサポートをしました。また、学習面だけでなく、生徒たちと会話をするうちに生徒たちの日常生活の悩みや生活スタイルなどを知ることができ、私たちの生活との違いなどを発見することが出来ました。お互いの積極的なコミュニケーションにより、生徒との距離が縮まり、次につなげることのできる良い学習支援になったと考えています。
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【10月9日(日)】 わんぱく広場
10月9日(日)にわんぱく広場を堤ヶ丘の仮設住宅の談話室にて開催し、未来の吉里吉里をマーブリングで描く合作をしました。吉里吉里の子どもは17 人、明学生は5人が参加しました。合作作業としては、マーブリングで紙をカラフルに染めた後、それらをちぎって模造紙に貼り一つの絵にしました。皆で協力して絵は完成しましたが、子どもたちの多くは合作よりも、純粋に私たちと再会した喜びから、外で元気に遊ぶことの方がよかったようです。子どもたちは私たちと一緒にいる時間を本当に楽しんでくれたようでしたが、今回は外遊びの環境が確保できなかったこと、また私たち学生も臨機応変な対応ができなかったことから、外で遊ぶことが叶わず寂しい思いをさせてしまったかと思います。次回からは思い切り体を動かせる企画を用意しようと思います。(法律学科1年 千吉良)
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【10月8日、9日】 「吉里吉里語辞典」音声データ化
10月8(土)・9(日)に「吉里吉里語辞典」の音声データ化を行いました。参加学生は2名、協力していただいた現地の方はその2日間で計5名となりました。今回の活動を含めまだ2回目となる新しい企画です。この「吉里吉里語辞典」音声データ化の面白さは、勿論吉里吉里の文化を学べる点もありますが、何と言っても録音後の現地の方々との「お喋りタイム」です。多くの方が原稿を読み上げる際「いざこうして読むとなると喋れなくなる。」と抵抗を感じるようですが、録音が終わり緊張が解けると、普段の調子を取り戻したくさんのお話を聞かせてくださいます。特に印象に残ったお話がありました。「喧嘩をしたら仲良くなれる。喧嘩というのは本音の言い合い。つまり嘘をついていないこと。殴り合っても次の日には友達だよ。」喧嘩を良しとしない今、喧嘩を避けて、自分の意見を抑えたり、相手に同調することがありがちですが、それがかえって人間との関係に溝を作ってやいないか、と考えさせられました。総ページ数500以上の「吉里吉里語辞典」を考えるとこのままでは進度は遅いため改善策を設けなければと考えておりますが、このお喋りタイムにはどうしてもたっぷりと時間を割きたい、と改めて感じます。(国際学科1年 島澤 朱)
【10月9日(日)】 〜吉里吉里甚句・御祝唄等の演奏〜
大槌町吉里吉里地区の文化財保護委員であり、吉里吉里甚句の歌い手である関谷徳實さん宅を訪れ、吉里吉里甚句・御祝唄の演奏会についての相談をしました。吉里吉里甚句とは祭りや結婚式等、盛り上がる席の際には欠かさず演奏される吉里吉里独特の歌であり、また御祝唄は一年の漁の締めくくりの際に漁師に労いとして歌われていました。今となっては歌い手・演奏者の数が減少したことから、次世代へと受け継ぐことが困難となっています。それに加え震災後「自粛ムード」が漂う中、演奏する機会も失われています。「毎年あった祭りがなくてさみしい」「音楽が欲しい」というニーズも聞くようになり、文化の伝承も一つの目的として何か演奏会を開くことはできないかと提案し、今回歌い手である関谷徳實さんに相談をしました。「最早演奏会や祭を開催するに時は関係ない。早いとも思わない」と仰っていました。勿論、課題はありましたが、それを一つずつ解決しお祭や音楽のあるいつも通りの日常を取り戻すお手伝いをしたいと強く感じました。(国際学科1年 島澤)
【10月8日(土)】 アーカイブ化 〜吉里吉里人にインタビュー〜
アーカイブ化の活動では現地の方の震災時の状況や思い等を記録に残すという目的で、インタビューを行っています。
午前中、芳賀アイさんにインタビューさせて頂きました。元々人と関わることが好きというアイさんは、人との出会いが嬉しいと笑顔で話されていました。
午後には、芳賀フク江さんにインタビューをさせて頂きました。フク江さんは夏の活動の際に昭和8年の津波の体験などをお話して下さいました。今回は震災のお話に加え、40年ほど前に大槌にクジラが漂着したお話など、地元ならではのお話をお聞きすることができました。
この活動は現地の方の声を直接お聞きすることができ、学ぶことがとても多いです。ここで得たことを私たちだけではなくもっとたくさんの人と共有し、伝えていきたいと思いました。(社会学科2年廣瀬)
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